takaseko’s blog

まずやってみる事が大切。行動しなければ何も始まらない。

はじめてのLT(まずLTってなに?からの挑戦)

はじめに

今回はLTはじめて挑戦してみるけど「まずLTってなに?」から始まるLTはじめての方向けに、記事を書きます。2020/03/07に自分がはじめてもくもく会でLT(5分)に挑戦した実体験ベースで書きますので、ぜひ参考になればうれしいです。

まずLTってなに?

LTとはLighitning Talk(直訳すると稲妻のような話)の頭文字LTをとった略です。簡単にいうと短いプレゼンのこと。5分のものが多く、3分ぐらいと短いものもあります。べつに稲妻のように、雷がカラダを突き抜けるぐらい刺激のある話や、すさまじい速さで話さなくても全然OKです。

申し込みをする

まず申し込みしましょう!
申し込みしなければ何もはじまりません。成功もなければ失敗もありません。LTで人生終わることはありえないので、恥やプライドはゴミ箱にポイっ!して、まずは「やります!」って立候補しちゃいましょう。

主催者の方は、意外にLT参加者がいないことに困っていたりもします(僕がまさにそうでした。まさかの感謝されました)
なので、思いきってまずやってみましょう。申し込んでしまったらやるしかないですからね。スパルタですみませんw

準備する

次に準備ですね!
技術的な話しをしないといけないのかな…まだ全然スキルもないし、技術的な話なんてできない…と心配される方もいるかと思います。
そんな心配は一切なしです!「テーマはなんでもOK」というLTであれば、本当にテーマはなんでもだいじょうぶです。

◾️実際に僕が参加したLTでは以下のようなテーマ
・格上の方に会う時に後悔しない方法
・睡眠の質
・転職した会社の実情
この通りバラバラでしたw。
安心してテーマを決めていきましょう。

テーマを決める

テーマを決めます!

◾️テーマを選ぶとき
・自分の体験談
・他の参加者のためになること
・自分の好きなこと、素直に伝えたいこと

この3つでシンプルに考えると良いです。
むずかしく考えすぎないようにしましょう。頭がパンクします。「あっ!この情報を伝えられたら、聞いてくれる方のためになるかなあ、おもしろいかもなあ。」ぐらい肩の力を抜いて考えるのが良いと思います。
※もちろんモラルに反するようなテーマはやめましょう。

僕の場合は、もくもく会のつい2週間前にあった自分の体験談の話「格上の方に会う時に後悔しない方法」をテーマにしました。

◾️僕がこのテーマにした理由
・素直に伝えたかった
・体験談のため、話しやすいし、信頼性がある
・参加者がおそらく知っている方の話をするため興味を引きやすい

選ぶ基準をほぼ満たしているので「これでいこう!」と決めました。

構成を考える

では構成ですね!
いきなりスライドを作成していくのではなく、Macの方はPages、Windowsの方はWordなどで、自分の中で構成を書いていき、全体像を自分の中で把握するのが良いかと思います。

◾️構成
・テーマ
・自己紹介
・結論
・理由
・具体例(体験談など)
・まとめ(結論、理由などの復習)

このような構成で話すと、聞き手は先にテーマと結論を知ることで、「これからこの話をしていくんだな」と頭に入りやすいし、最後にまとめをいれることで復習になり、頭に残りやすいと思います。

他のネット情報だと、先に結論は入れていない構成もありましたが、僕の場合は、聞き手の方が先に結論を知りたいかと思い「結論→内容→結論」のサンドイッチ構成にしました。

スライド作成

では構成が決まったらスライドを作成していきましょう!

僕はKeynoteで作成。おすすめのテンプレートがあったので、以下のテンプレートを使用して作成しました。
[大体いい感じになるKeynoteテンプレート「Azusa」](http://sanographix.github.io/azusa-keynote/)

作成時に特に意識したことは**「スライドはシンプルに」**ということ。
5分という短い時間ですし、あまりスライドが凝りすぎても、聞き手はスライドに目が言ってしまい、話が耳に入らないと思ったからです。せっかくなので、顔を覚えてもらいつつ、話を聞いていただくように意識してもらえると良いかなと個人的に思います。

最終的に僕の場合はスライドは約15枚になりました。(実際発表した感じだと10枚ぐらいでもいいかなという感じです。1度通しで読み上げてみると、時間の長短がわかるので、そのあとにスライドの最終調整をした方がいいです)

発表の練習

発表練習をしていきましょう!
くれぐれもぶっつけ本番はやめた方がいいです。台本なしでもペラペラ話せるトークの天才でもなければw

僕が参考にしたのは以下の動画です。(1番目の登壇の方のLTだけ参考にしました)
>[ライトニングトークPHPカンファレンス福岡 phpconfuk](https://www.youtube.com/watch?v=VXW6kjpMr1o&t=316s)

最低でも5回〜10回は練習した方がいいと思います。
僕は感覚がつかめないし、初めてだったので10回ぐらいは練習しました。もくもく会の会場へ向かってる電車の中と、会場近くのカフェ の中で、すっごい小さな声と、分からないぐらいのジェスチャーを交えながら、練習してました。少し周りの方から冷たい視線はいただきましたがw

LT本番

◾️はじめてのLT発表で意識した点
・かっこよくみせない
・かんでも仕方ない
・すべっても気にしない

僕が実際に初めてLTした台本を以下に記載していきます。当日は緊張+台本が見れないトラブルがあったため、以下のようにスムーズにはいかなかったですが、参考になればうれしいです。(これが理想でした)

 

はい!ではこれから発表させていただきたいと思います。テーマは「格上の方に会う時に後悔しない方法」です。よろしくお願いいたします!テーマに進む前に簡単に自己紹介させていただけたらと思います。

・プログラミング独学中
 人生逆転サロンに所属し、独学しながらWeb系エンジニア転職を目指しています。
・副業(動画編集)
 人生逆転サロンもなさん動画編集チームの一員として、かみざとさんの動画編集を編集などをしてます。大体月収1万以上はキープしています。
・朝活してる人
 基本3時〜5時ぐらいの間に起きて、朝から学習や筋トレやランニングをしています。
以上が簡単な自己紹介になります。では早速本題に入りたいと思います。
「格上の方に会う時に後悔しない方法」
結論から申し上げますと、

「準備する」です!なぜなら

・相手の貴重な時間を奪わないようにするため
・自分が後悔しないようにするため
ですね。
ただこれを見て

「当たり前だろ!」
って思われた方もいらっしゃるかもしれません。それは本当にその通りです。ただこの当たり前に準備する事が、格上の方に会う時には大切です。
では、イメージしやすいようにこれから私の実体験をお話ししていきます。

「かみざとさんと会った時の話」ですね。
かみざとさんを知らない方のために、簡単にご紹介します。

こちらがかみざとさんですね。
経営者であり、月商370万、エンジニアであり、情報商材屋であり、YouTuberであり、人生逆転サロンのオーナーです。
あと南の漢気とか、沖縄のハブとかも呼ばれてますねw

いずれにしても私からしたら「明らかに格上の方」です。

そんなかみざとさんにお会いした時の話です。
つい2週間前の話です。私はかみざとさんの企画した「出張プログラミングレッスン」でお会いしました。当日、出張プログラミングレッスンというよりは、私のかみざとへのお悩み相談みたいなかたちとなり、その後一緒に食事に行き、約3時間一緒にいました。
ただその時、私は、当日までかみざとさんへの聞きたい質問などを具体的に考えておらず、当日になって「あっ!そうだ!」と思い出したように、かみざとさんにお会いする1時間前に「忘れもしない新橋のエクセルシオールカフェ」で「まずい!まずい!」と焦りながら、質問を考えた記憶が鮮明に残っています。

結果どうなったかというと、具体的に聞きたい質問は5つほどしか挙げられず、かみざとさんとの会話は途切れ途切れになるなど、自分自身が後悔する事はももちろんのこと、かみざとさんの貴重な時間を奪ってしまったと反省の気持ちでいっぱいになりました。

では、どれだけかみざとさんの貴重な時間を奪ってしまったかを、金額で出してみました。

かみざとさんの時給(仮)が
(仮に月収100万だとすると)
100万÷3時間×30日= 11,111円…
実際お会いした金額
時給約11111円×3時間=33333円

これだけ大きな金額が発生してるという事になります。
つまり、仮ですけれども、これだけの時間、時給をかけて私、私以外の色んな方に会っていただいてるという事ですね 本当に反省です…

ではなぜ私がほぼ準備をせずに、こうなってしまったのか?
自分で検証をしてみました。結論こうです。

私は、かみざとさんとお会いできるチャンスを頂けた。「よし!これで人生変わるぜ!」みたいなそんな浮ついた気持ちでした。それだけで完全に満足しちゃってたんです。
これが、私が準備をしていない大きな原因でした。
本来の目的は、かみざとさんにお会いし、自分の将来のビジョンに沿った、自分にしか聞けない事を相談する事でした。
つまり、目的を完全に誤っていました。これは大きな反省点です。

なので、私と同じような後悔を少しでも減らしていただきたい。そう思って今回のLTテーマにさせていただきました。

ではまとめです!

結論
『準備をする』

なぜなら 
・相手の貴重な時間を奪わないようにするため
・自分が後悔しないようにするため

注意点
・格上の方に会えるだけで、満足しないようにしてください
・自分にしか聞けない具体的な質問をしてください
※ググってすぐ分かる質問はしないように注意してください!

最後に

「準備する」ことは格上の方に会う時だけでなく、さまざまな事に通ずると思います

・企業に面接に行くとき
・大事な商談を成功させたいとき
・好きなあの子と付き合いたいとき

準備をすることで、成功する確率は高まります!
ぜひ「準備をする」ことを意識して日々行動し、私のような後悔をしないようにしてしていただけたら幸いです。

はい!これで私のLTは以上となります!!
ご清聴ありがとうございました!!

振り返り(反省点、改善点)

・カミカミのため、トークの練習をする
ジェスチャーが少ないため、大きく入れる
・身体が左右にブレるため、無駄にブレないようにする
・5分のLTで1分オーバーだったため、発表練習はできるようになるまで何度もする
・ウける箇所(オチ)を1回いれたら場がほぐれる
・スライドに、もう少し、画像、アニメーション、わかりやすいグラフなどを入れると、より見やすい
Keynoteはスライドのみ(同じ画面上に台本を載せて見ることができなかった)だったため、ちゃんと発表できるようにするorスライドを作り込む方がよい
・声とスライドのタイミングをしっかり合わせる
・大事な箇所はゆっくり話したり、間をあけた方が聞きての印象に残る
・予想外のことが起きても、なんとかなると気持ち切り替える
・事前にLT前に自己紹介があるとわかってるのであれば、LTのと気は自己紹介を簡略化する

おわりに

私がこのLTで1番伝えたかったのは「準備する」ことです。「格上の方に会う時に後悔しない方法」というのは、あくまでもテーマで少しでも聞き手のみなさんに興味を持っていただくためでした。それはかみざとさんにお会いした時に準備ができてなかった自分に向けたものでもあります。そのため今回のLTは「準備」をして臨みました。正直当日早朝1時頃に起床して、ギリギリまで発表の練習もしました。
実際発表のとき、正直、不安や緊張、台本が見れないイレギュラーもありました。
なので結果は、自分が納得できる素晴らしいLTになったかというと、そうではありません。
ただ終わってみたら、スッキリとした気持ちになりました。一生懸命準備をして臨んだので後悔はありませんでした。むしろ得るものの方が多かったです。「LTってなに?」からはじまった自分でしたが、LTをやることで自分の考えが整理でき、登壇することで、LTを肌で実感することができました。
聞き手である参加者の方もみなさんあたたかいですし、初めて会う自分の話も真剣に聞いてくれました。

人前で約5分話す機会って意外と少ないです。
LTをするだけで学びは確実に得られます。
なら「まずやってみる」
この気持ちを大切にして、ぜひLTに挑戦してみてください。
僕みたいな「LTってなに?」からはじまる初心者の方の挑戦を応援しています。

参考

[はじめてのLTはこんな感じ](https://qiita.com/turmericN/items/6f13667fc34269acd88c)
[ライトニングトーク準備の参考資料まとめ](https://qiita.com/moomooya/items/45398e06f189d4a26227)